豊田市議会 > 2014-09-18 >
平成26年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月18日)
平成26年産業建設委員会( 9月18日)
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平成26年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月18日)

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  1. 豊田市議会 2014-09-18
    平成26年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月18日)


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    平成26年予算決算委員会 産業建設分科会( 9月18日)             予算決算委員会 産業建設分科会                           平成26年9月18日(木)                         午前10時30分~午後2時00分                         於:南71委員会室 1 審査案件   議案第105号 平成26年度豊田市一般会計補正予算   承認第 4 号 平成25年度豊田市一般会計決算   承認第 6 号 平成25年度豊田市食肉センター特別会計決算   承認第 7 号 平成25年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計決算   承認第 8 号 平成25年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計決算   承認第 9 号 平成25年度豊田市卸売市場特別会計決算出席分科会委員(9名)    分科会長  神 谷 和 利     副分科会長 小 島 政 直    分科会委員 河 合 芳 弘     分科会委員 杉 浦 弘 髙    分科会委員 三 江 弘 海     分科会委員 山野辺 秋 夫    分科会委員 伊 井 房 夫     分科会委員 板 垣 清 志    分科会委員 青 山 さとし
    欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(2名)    委員         根 本 美 春     委員          岡 田 耕 一 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長        幸 村 的 美     副市長         有 田 幸 司  産業部    産業部長       小 栗 保 宏     副部長         寺 澤 好 之    農業担当参事     児 嶋 宏 之     ものづくり産業振興課長 八 木 健 次    商業観光課長     三 浦   浩     農政課長        柴 田 徹 哉    農地整備課長     矢 頭 更 三     森林課長        加 藤 鎌 一    卸売市場長      柴 田 康 弘  農業委員会事務局    局長         中 野 利 和  都市整備部    都市整備部長     近 藤 直 人     副部長         岩 月 正 光    都市整備課長     浅 野 和 長     区画整理担当副参事   太 田 浩 司    専門監        本 多 之 二     交通政策課長      西   和 也    都市再開発課長    宇佐美   勝     区画整理1課長     鈴 木 敏 浩    土橋区画整理事務所長 杉 浦 康 之     寺部区画整理事務所長  塚 本 直 樹    区画整理2課長    今 井 好 弘     公園課長        小 沢 美 博    緑の推進課長     野 口 朝 司     開発審査課長      杉 本 高 志    建築相談課長     岡 田 茂 克     建築住宅課長      中 村   誠  建設部    建設部長       礒 谷 裕 司     副部長         近 藤   誠    専門監        福 岡 信 明     河川課長        八 木 重 善    建設企画課長     岡 本 哲 志     幹線道路推進課長    春日井 輝 政    土木管理課長     宮 田 昌 和     道路維持課長      石 原 知 幸    道路予防保全課長   田 中   統     街路課長        水 野   卓    土木課長       林   哲 夫     地域建設課長      稲 吉 健 司    河川課主幹      栗 木 欣 也     矢作川研究所長     早 川   匡 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長         杉 山 基 明     副局長         杉 浦   元    副主幹        成 瀬 剛 史     担当長         藤 野 晃 浩    主査         児 嶋 勇 吾     主事          近 藤 乃 介                          開会 午前10時30分 ○分科会長(神谷和利) ただいまから予算決算委員会産業建設分科会を開会します。  9月17日の予算決算委員会で当分科会の所管とされました審査案件は、議案第105号の1議案及び承認第4号始め5件です。慎重審査よろしくお願いします。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で起立してお願いします。  これより審査に入りますが、審査案件の説明につきましては、補正予算のみとし、決算案件については、決算説明会において説明を受けておりますので、分科会での説明は省略し、質疑・意見について所管別、審査案件ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で、簡潔に願います。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一主旨の発言を重複して行うことは、ご遠慮いただきますようお願いします。  それでは、農業委員会事務局を含めた産業部所管分について審査を行います。  始めに、議案第105号平成26年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第105号について説明願います。  産業部、寺澤副部長。 ○副部長(寺澤好之) 産業部所管の一般会計補正予算について説明いたします。  一般会計補正予算説明書の34、35ページをごらんください。歳出6款1項3目の農業振興費です。  35ページ1の(1)山間地営農等振興費補助金は、JAあいち豊田が中山間地域のライスセンターを国の新たな補助制度を活用して再編整備することとし、それに伴う建物の増築・改修を支援するものです。これに伴い、2の強い農業づくり対策費で、当初、中山間地域のJAライスセンターに色彩選別機を導入する経費の補助を予定していましたが、国の新たな補助制度により、総合的な再編整備を行うことができることになったため、こちらの補助事業は行わないこととしたものです。これによりまして、8ページ、9ページの歳入15款2項4目農林水産業費県補助金についても減額をしております。  続きまして、36、37ページをごらんください。  2項3目の施設整備費です。  37ページ1の(1)水路整備推進費は、愛知用水三好支線に石綿管が使用されている区域があるため、その改修事業に向けて、みよし市と同調して基礎調査を行うものです。  (2)の単独水路整備費は、二級河川逢妻女川河川改修工事に伴い支障となる農業用排水路用地、この移設に係る用地取得費等で、県からの公共補償金で実施するものであります。  2の多面的機能支払費は、国が今年度、農地・水保全管理支払費を制度改正したもので、中山間地域の参加希望の組織が多くあり、今年度から活動を実施することになったものです。  3の県営ふるさと水と土ふれあい費は、稲武の稲橋地区の小水力発電設備の設置について河川管理者と協議を進めた結果、調整が整い、設置が可能となってきたため、申請に必要な図書等を作成するものです。  続きまして、38、39ページをお願いいたします。7款1項3目工業振興費の39ページになりますが、1の(1)工業系土地利用計画策定費です。  この事業は、豊田市土地開発公社が進めてきました花本産業団地拡張事業を市が引き継いで実施するに当たり、公社が作成した基本設計図書の購入と法令手続に必要な交通処理計画を策定するものです。  最後になりますが、同じく39ページ、7款1項6目観光費の1松平郷観光誘客事業負担金です。  徳川家康公没後400年を契機に、徳川の子孫の地、松平を広くPRし、地域の活性化につなげるため、本年4月に発足した徳川家康公400年祭記念大会実行委員会が実施する事業のPR及び準備経費を負担するものです。  説明は以上です。 ○分科会長(神谷和利) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  岡田委員の松平郷観光誘客事業負担金についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議はございませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席にお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、失礼いたします。  では、私から補正予算説明書38、39ページをお願いいたします。最後にご説明された7款1項6目観光費のうち、松平郷観光誘客事業負担金についてでございます。  こちらにつきましては、さきに、5月に発表されました重点目標の取組実績報告書の中で、(仮称)徳川家康公400年祭に関し、松平地区と5月から協議を行ったという記載がございます。この協議の内容について、まずは、ご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦商業観光課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 平成25年度は、市と松平地区の自治区、観光協会、松平東照宮などの関係者と推進組織や事業内容について協議を行いました。  その結果、徳川家康公400年祭記念大会が平成26年4月に発会し、商工会議所会頭を会長とする組織に各種委員会記念大会部会歴史発見ツアー部会などが設置され、平成27年度に予定されております記念大会関連事業の推進に向け協議を進めています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) さまざまな協議をして、4月に推進組織を発会をしたということでございますが、そうであるならば、平成26年度の当初予算から予算づけをしていてもよかったのではないかと思われるのですが、当初予算への対応が間に合わず、今回の補正対応になった理由について、お聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 徳川家康公400年祭記念大会が平成26年4月17日に発会いたしまして、実行委員会の推進体制などが正式に承認されましたことを受けまして、今回、9月補正をお願いするものであります。平成26年度当初予算作成時には、推進体制や事業内容が決まっていなかったためであります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、議案第105号について、意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第4号平成25年度豊田市一般会計決算、歳入について質疑を許します。質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  根本委員の電源立地地域対策交付金についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕
    ○分科会長(神谷和利) 異議なしと認め、根本委員の発言申し出を許可します。  根本委員、発言席にお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、お聞きをします。  一般会計決算説明書の46ページ、歳入の15款2項1目県補助金とあります。1点目に、この間の歳入でもお聞きしていますように、電源立地地域対策交付金がここに含まれると考えますので、ここには、いわゆる原発の使用済み核燃料の地層処分の研究所である瑞浪市にあります深地層研究所にかかわる交付金が入ると考えますが、その金額をお聞きいたします。 ○分科会長(神谷和利) 八木ものづくり産業振興課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 電源立地地域対策交付金のうち、原子力発電施設等周辺地域交付金は2,449万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 平成25年度も2,400万円を超えるということでありまして、豊田市は、この研究所にかかわって交付金を受け取り続けてきております。原発の使用済み核燃料最終処分の際に出る高レベル放射性廃棄物最終処分場選びを現在、政府は、新たな方針を出し、その最適地や候補地を今までの応募という形を変えて、国主導で適地を示すという方向に切りかえて、新しいエネルギー基本計画に盛り込んでいるということであります。市民グループが公表したものの中には、瑞浪市に隣接しています豊田市小原地区が、最終処分地としての候補地として、入っておりますが、原発の使用済み核燃料最終処分の立地に関する政府から豊田市へのコンタクトがあったのかどうかをお聞きいたします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 最終処分場の立地に関する政府からのコンタクトは、ありません。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。 ○分科会長(神谷和利) 続いて、歳出のうち、5款について質疑を許します。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、予算執行実績報告書の207ページ、5款1項1目労働費、7の緊急雇用創出費、平成25年度は1,900万円余の予算で2事業、13人雇用とありますけれども、事業の内容とまた、人数についても伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 平成25年度の事業は、介護保険課が実施した介護職員等研修支援事業と国際課が実施したポルトガル語文化共生推進員事業、この二つでございます。  まず、介護職員等研修支援事業でございますが、介護職員が研修等で不在となる際の代替職員を確保する事業で、雇用した人数は12名です。  次に、ポルトガル語文化共生推進員事業ですが、TIAに推進員を配置し、主にブラジル人を対象とした相談業務や各種講座の企画・運営を行う事業で、雇用した人数は1名です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、6款について質疑を許します。  質疑はございませんか。  三江委員。 ○委員(三江弘海) 予算執行実績報告書の214ページ、6款1項3目農業振興費についてであります。8地域資源活用産業育成支援費として、(3)獣肉資源活用推進費についてお伺いいたします。  獣肉資源の活用については、足助地区で獣肉処理施設が計画され、平成26年度に建設されると聞いていましたが、これが1年先送りとなった経緯について、お伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 柴田農政課長。 ○農政課長(柴田徹哉) ご質問の獣肉処理施設につきましては、平成25年度に実施設計、26年度に建設を行う予定でしたが、事業実施主体である株式会社山恵におきまして、施設の構成や規模をさらに十分検討する必要があると判断され、事業実施が1年先送りとなりました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、この施設整備の今後のスケジュールについて、お伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 株式会社山恵では、これまでに施設の構成や規模の検討、中期の経営シミュレーション等の作業がおおむね完了し、間もなく市の補助を受けて施設の実施設計に着手する段階です。  今後の予定ですが、実施設計を行った後、平成27年の夏ごろに施設の建設に着工、年末までに完成して、平成28年初めごろから事業開始の見込みと聞いております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、この施設は民間で運営していくと聞いていますが、経済的に自立してやっていけるのか、経営の見通しをお尋ねいたします。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 6次産業化プランナーの助言を受けながら、株式会社山恵が策定した経営計画によりますと、事業開始から5年間は獣肉や製品の取り扱い量が少なかったり、あるいは、借り入れた建設資金の返済もあるため赤字運営となるが、取り扱い量が安定し、借入金の返済も終わった6年目以降は黒字に転換できるとしております。  それに対しまして、市としましては、野生獣の引き取りに係る補助制度等を検討しまして、早期の経営安定を支援していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、続きまして、予算実績報告書219ページ、6款2項1目農地総務費、4地籍調査費についてお伺いいたします。  地籍調査は、まちづくりはもちろんですが、災害等の復興にとっても原点となる事業だと考えます。また、地籍調査を終えた地区の地権者の方々からは、やってよかった、これで安心して子や孫に引き継ぐことができるといった声をよく耳にします。  そこで、確認の意味で、地籍調査事業の必要性と効果をお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 矢頭農地整備課長。 ○農地整備課長(矢頭更三) 地籍調査事業は、隣地との境界紛争など土地に関するトラブルを防止するため、法務局に置かれた測量精度の低い地図を最新の測量技術により現地と一致させ、土地の位置、形状、面積などを確定するものです。  この事業は、土地所有者、行政双方に効果があります。  土地所有者の効果としましては、第一に、土地の境界が不明確なために生ずる境界紛争の未然防止。第二に、地図と土地の現状が一致することによる土地取引や分合筆の円滑化。第三に、世代交代に向けた財産の管理及び保全に役立つこと。  行政の効果としましては、第一に、各種公共事業の計画策定、用地買収の円滑化。第二に、土地の実態を正確に反映した税負担の公平化。第三に、行政財産の管理の適正化。第四に、地震や豪雨等による災害後の境界復元が容易となり、迅速な復旧作業に役立つことなどが上げられます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) 次に、地籍調査事業の全国及び愛知県の進捗率と順位、県内における豊田市の順位をお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 矢頭課長。 ○農地整備課長(矢頭更三) 地籍調査事業の全国平均の進捗率は、平成24年度末で50パーセントです。  愛知県は12.5パーセントで、47都道府県のうち43番目です。  豊田市の平成25年度末の進捗率8.2パーセントは、県内54市町村のうち37番目となっていますが、実施済み面積74.53平方キロメートルは、西尾市に続く2番目となっています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) 続きまして、実績報告書229ページ、6款3項1目林業費についてお伺いいたします。  25地産地建ハウス促進費についてでありますが、さきの9月3日の中日新聞の一面に掲載されていましたが、豊田市と関連の深い大手住宅メーカーが市内産材を積極的に活用するような記事がありました。市の森林政策にとっても、環境モデル都市としても、大変よい方向に展開するものと、今後の動きに期待をするものですが、その点を踏まえ、3点質問いたします。  最初に、平成25年度において市内で生産された木材量と、その流通状況はどのようかお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 加藤森林課長。 ○森林課長(加藤鎌一) 平成25年度において、豊田森林組合が市内で生産した木材量は約2万3,000立方メートルとなります。  そのうち市内業者による加工流通量は約2,000立方メートルで、全体の9パーセントです。  また、市内を含めた県内事業者による加工流通量は7,200立方メートルで、全体の31パーセントとなっております。  そのほか1万5,800立方メートルにつきましては、県外の製材加工業者や民間の仲買業者によって買い取られております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) 2点目ですが、市内生産量の3分の2は県外、もしくは他の市場に流通しているようですが、この状況をどのように捉えているのかお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) このような状況は、市内を含めまして、この地域の製材流通体制が非常に弱いことにあると認識しております。木材の生産量の拡大とあわせまして、建築用材等の供給能力を高めていくことが必要であると考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、3番目に、このような大手住宅メーカーの動きと地産地建ハウス事業との関連性はどのようなのかお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) 地産地建ハウス促進事業では、地域材で住宅を建築したいという施主や地域産材で住宅がつくれますという事業者などに対応できるよう、身近な設計事務所や工務店、大工等を通じて、PRの支援をしていこうというものでございます。  大手住宅メーカーのこのような動きにつきましては、多くの森林資源を有する本市につきまして、大いに期待するところでございますけれども、供給体制につきましては、この事業と別に研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) では、6款について、何点かお伺いいたします。  まず、始めに、予算執行実績報告書210ページ、6款1項2目農業総務費、6の農ライフ創生センター費で、2点伺います。  1点目ですけれども、平成24年度は1,600万円余、平成25年度は2,400万円余と増額になっていますけれども、その理由について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 増額の主な要因ですが、旭研修所の新設に伴うトラクターやパイプハウス等の購入、さらに、この旭研修所の施設や圃場の管理を新たに地元の集落営農組織に委託したこと等によるものです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 2点目ですけれども、今お話のあった平成25年3月に開設した旭の地区の研修所の状況について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 旭研修所は平成25年3月に、受講者12人でスタートしました。平成26年3月には2期目の受講者も迎えまして、現在は計19名が山間地営農の実習等に取り組んでおります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、214ページ、6款1項3目農業振興費、8の地域資源活用産業育成支援費、(1)農商工連携促進費ですけれども、特産品づくりを現場で支援するアドバイザー派遣を制度化した成果について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。
    ○農政課長(柴田徹哉) 特産品開発等アドバイザー派遣制度では、3件の商品開発に対して、合わせて7回派遣を行いました。成果としましては、稲武地区のどんぐりの里と高岡地区のお茶園が連携してつくった茶べりんだんごのパッケージが完成しまして、平成25年7月から販売されています。  また、稲武地区のブルーベリー農家に対しましては、加工品に適した果汁の搾り方等についてアドバイスがなされ、新商品に生かされる予定です。  もう一例もブルーベリーですが、稲武地区の農家団体が加工用品種の栽培についてアドバイスを受け、今後、品種の選定や栽培方法の向上に生かされる予定です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 同じく214ページですけれども、(2)の6次産業化促進費、6次産業化による収益拡大を目指し、生産者のために起業塾を開催したとありますけれども、開催回数、受講人数、また、6次産業に結びついた内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 平成25年度は、事業者のレベルに合わせてビギナーコースとエキスパートコースを設定しました。  ビギナーコースでは、3回開催で、9事業者が参加し、イチゴやナスの加工品が試作されたり、ビジネス交流会では、バイヤー等との商談に臨むところまで進むことができました。  また、エキスパートコースでは、4回開催で、16事業者が参加し、具体的には首都圏でのお茶の販売につながったり、ビジネス交流会を通じて減農薬野菜を百貨店で扱ってもらったなどの成果がありました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、実績報告書216ページ、6款1項3目農業振興費の15農地集積推進費(1)人・農地プラン(地域農業マスタープラン)推進事務費について伺います。  人・農地プランの13地域の見直しとありますけれども、どのように見直したのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 市内の13地域ごとに中心となる農業経営体や新規就農者について、地域での話し合いを行っていただき、その結果をもとに市全体の検討会において、これら担い手の方々を各人・農地プランに位置づけました。その結果、プランに位置づけられた農業の担い手は189団体、うち個人農家が140戸、法人が49団体となっています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 実績報告書229ページ、6款3項1目林業費、26間伐材搬出利用促進費、(2)流域材活用促進調査費ですけれども、平成25年度194万円余で市内の木材生産拡大のために、原木の中間集積拠点の整備など、新たな流通システムの可能性を検証したとありますけれども、どのようなシステムで、また、検証の結果についても伺います。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) この調査で検証いたしました新たな流通システムは、従来の市場出荷にかわる原木の集出荷方法や、より高く販売できる可能性について、木材取引の実情調査や関係者からの聞き取りなどにより実施しました。  集出荷方法としては、市内及び近隣市町村の原木の出荷状況から市場にかわり、年間1万立方メートル規模の集積拠点を数箇所整備し、集積拠点の運営者が原木を買い取るシステムが効率的である。また、原木の販売価格の向上については、優良材はもとより、低質材についても県外など広域に販売流通ルートを有する民間流通事業体との連携が有効であるとの調査結果となりました。  いずれも森林組合に加えまして、民間流通事業体の参入がポイントとなってくると思われるため、調査結果等を市と森林組合双方で慎重に検討いたしまして、県などの関係機関と協議をしながら集出荷体制の方向を探ってまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、予算執行実績報告書213ページです。6款1項3目6の地場産業振興費、(3)農産物直売所推進費ですが、さまざま地産地食を推進するために支援をしているようでありますけれども、思いどおりに地産地食が推進されたかどうか、この評価について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 地産地食の推進のため、支援としましては、ファーマーズマーケットや定期市について開催費の一部を負担しております。それから、スタンプラリーや大産直市等についてもチラシの印刷、会場設営などの経費を負担して、関係機関との調整もしております。それから、直売所に関する研修所につきましても講師の手配や、その経費を負担しました。  これらの施策に関する評価ですけれども、スタンプラリーでは、2,000枚以上のスタンプ台紙が配布され、その中で7箇所以上を回って、プレゼントの応募をされた方も72人いらっしゃいました。また、大産直市には2日間で3万3,000人、ファーマーズマーケットには年間2万2,400人の来場者がありまして、こうした活動によって市民の方に豊田市の農産物をより知っていただけたと考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) その下の6款1項3目の6の(4)豊田地域農業活性化対策負担金です。ブランド化を推進するために、これも支援したようですけれども、この推進協議会の方の声ですね。事業に対する評価について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) いろんな支援をしておりますけれども、平成25年度の特徴な事業としまして、市内の16の菓子店と連携し、旬の農産物を使ったスイーツを7月から10月の計8日間限定で販売する、とよた絶品スイーツフェアというものを開催しました。それから、9月には、地産地食応援店制度を新設して、地産地食に取り組む小売店にPRグッズを配布する等の支援をいたしました。  さらに、農産物等の輸出拡大への取組としまして、平成25年5月にイギリス、ダービーシャーの、フード&ドリンクフェスティバルへブースを出展しまして、抹茶、煎茶、五平餅、日本酒、リキュール等の試飲、試食を通じて産業交流を行いました。  推進協議会におきまして、平成25年度のこういった事業を振り返ったところ、スイーツフェア、地産地食応援店につきましては、消費者に対して豊田市の農産物を効果的にPRできたと評価されました。ダービーシャーでの出展につきましては、3,000人ほどの来場者に対して豊田市の農産品や加工品を知ってもらえましたが、味覚や値段が現地の人のニーズに合わないものもあると、輸出を進める上での課題が明らかになりました。また、そのほか個々の農産物の具体的なPRや、公設卸売市場と連携したPRをさらに進めるべきという声が聞かれております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 実績報告書214ページです。6款1項3目農業振興費、8の地域資源活用産業育成支援費、(2)の6次産業化促進費です。  内容については先ほどお伺いしましたが、ここに参加された方の声や、評価について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 参加者の方々からは、例えば、商品開発の新たな視点が得られた。それから、バイヤーへの具体的な売り込み方法がわかった。曖昧だった自分の方向性がはっきりした。こうした声が聞かれております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) その下の6款1項3目の8(3)獣肉資源活用推進費について現状把握、活用の可能性などの調査を実施したということでございますが、その結果について、今後どういう方向性で活用されるのか、伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) まず、この調査では、猟友会や集落などから聞き取りを行いまして、地域資源として活用できるだけの獣肉が確保できることが確認できました。  また、利用する側の飲食店や精肉店等への聞き取りでは、購入したい獣肉の量や希望する単価などが確認できましたが、同時に、安定した獣肉活用サイクルを実現するには販路の拡大がさらに必要であることも明らかになりました。  また、今後の方向性について、確保できる獣肉の量ですとか、売れる獣肉の量、あるいは販売単価等につきまして、足助地区で計画されている民間獣肉処理施設の規模決定や経営計画策定の参考にしてもらいました。  また、課題として明らかになりました販路の拡大につきましては、獣肉を扱う事業者に6次産業化起業塾への参加を促したり、高校生との商品開発を紹介するなどの支援を行いました。さらに、今後は、飲食店や精肉店など、利用する側の関係者への獣肉活用のPRを行っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他に質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  岡田委員の簡易宿泊許可取得支援費補助金、グリーンツーリズム推進費補助金及び地産地建ハウス促進事業についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議はございませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申し出を許可します。  岡田委員、発言席にお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、失礼いたします。  それでは、予算執行実績報告書216ページ、6款1項3目、14の都市と農山村交流事業費でございます。  まず、(1)簡易宿泊許可取得支援費補助金の関係でございます。こちらにつきましても重点目標の関係で実績が記入してありますが、1件、取得までの流れについて確認をさせていただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 平成25年度に許可を取得した1件につきましては、旭地区の空き家を体験施設に活用できないかと模索していた方が、市から支援制度の情報を得て、これを活用したものです。  この事例では、消防法、建築基準法等への適合について確認し、法令に適合させるための施設整備や人員確保、関係者とのネットワークづくりや経営計画の策定等も行った上、簡易宿所営業の許可を取得したものです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、この1件、旭地区の方ということでございましたが、この許可取得1件は、当初の目標どおりであったのか。そのような目標設定の考え方、評価について、お聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 許可取得の目標数については、特に定めておりません。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) それについて目標を定めていなかったが、結果的に、旭地区の方が模索されていて、1件取得され、目標が達成されたのか、もう少し件数があったほうがよかったのか、そのあたりの評価について確認させてください。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 目標数は定めておりませんが、予算としましては、5件、10万円を確保しておりましたので、もう少し多くの件数があったほうがよかったかと思っております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 5件、10万円分の予算も確保していながら、1件だけだったということになりますと、市としてのPR、働きかけが十分であったのか、そのようにも思われますが、そのあたりはいかがでしたか。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 市の取組ですが、都市と農山村交流のコーディネーター事業者や観光協会等の関係団体などを通じ、既に受け入れ実績のある農家や受け入れを検討している農家に対して具体的に、この支援制度のPRに努めてきたところであります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) わかりました。  では、次に、同じ216ページ、(2)グリーンツーリズム推進費補助金の関係でございます。  こちらにつきましても重点目標の取組実績報告書にも具体的に書いておられますが、セカンドスクールフリー版の開催支援ということで、7月、8月、3月に247名ということになっております。このあたりのご説明について、お願いしたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) セカンドスクールフリー版への市の支援状況でありますけれども、都市の住民と農家をつなぐコーディネート活動を行っている、とよた都市農山村交流ネットワークに対しまして、受け入れ農家への謝礼、移動のためのバス代、コーディネートに要する事務経費等の10分の6を補助してきました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、次に、観光交流基本計画後期実践計画の位置づけとありますが、これについてもご説明願いします。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 観光交流基本計画へは体験型観光や滞在型観光という新たな形ということで、グリーンツーリズム推進事業を位置づけました。  また、後期実践計画では、都市と農山村の豊かさを体感できる交流の推進として、暮らし満足都市創造プログラムに位置づけられています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) また観光と連携した事業の展開ということで、8月に稲武地区、11月に旭地区でそれぞれ行われておりますが、この状況についてご説明ください。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 稲武地区では、地元の農家たちが育てたトウモロコシの収穫体験に、地元の観光資源である矢作川での川遊び、郷土料理の五平餅やアマゴの塩焼きを組み合せて、観光協会の主催でツアーが実施されました。  また、旭地区では、原木シイタケや自然薯を栽培している農家と観光協会や温泉振興会が連携して、原木シイタケ収穫と自然薯すりおろし体験が実施されました。
     以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、この項、最後に、これらの成果と評価、並びに他地域への展開を検討されたと伺っておりますが、どのような検討がされたのか、お願いします。 ○分科会長(神谷和利) 柴田課長。 ○農政課長(柴田徹哉) 稲武地区のトウモロコシの収穫と自然体験には96名が参加し、初めての川遊びに感動した、自分でとったトウモロコシは最高だったという意見や、受け入れた地元の人たちへの感謝の言葉が聞かれました。  旭地区の原木シイタケ収穫と自然薯すりおろし体験では、都市部の住民51人が参加し、大きく肉厚な原木シイタケに子どもたちが大はしゃぎだったと聞いております。  これらの事業は、農家と観光の連携によって、より魅力的な中山間地域の姿を都市居住者に提示できた好例であり、また、新たな試みとして、参加費の一部が地元へ還元されるような工夫も盛り込まれました。  こうした取組を他地域へも展開すべく、それぞれの地域に合った事業のつくり方、支援のあり方等について、おいでん・さんそんセンターや地区観光協会と検討を進めております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、予算執行実績報告書の229ページをお願いいたします。6款3項1目林業費、25地産地建ハウス促進費の関係でございます。  この促進事業でございますが、これも重点目標の報告書を見ますと、木造公共施設の見学会の開催、工務店、設計事務所等への参加勧誘、参加事業者等への研修会開催等が記載されておりますが、これらの概要について、ご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) まず、木造公共施設の見学会につきましては、平成25年4月に改築した寿恵野こども園におきまして、大型木造建築物の構造材の使い方を紹介するため、現地見学会を開催しております。参加者は、市内外の工務店、設計事務所、木材加工業者、行政関係者など81名でございました。  続きまして、工務店、設計事務所等への勧誘につきましては、昨年度5月から10月にかけまして、市内産の利用状況の聞き取り調査ですとか、事業主旨の説明、あわせまして、事業参画等への意見調査を訪問により実施いたしました。訪問実績につきまして、市内の工務店が9社、製造加工業者2社、木材流通業者3社、設計事務所3社の計17社でございます。  参加者の研修につきましては、市内産の生産工程を理解を深めるために、木材の伐採から木材市場、製材工場等の現地見学会を10月に開催しております。参加者は17名でございました。  以上でございます。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) それでは、協議会設立に向けた準備を行われていると思いますが、ご説明いただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) 市内産を主体として注文住宅を建築されております市内の工務店4社と森林組合、県担当者等で、協議会の説明に向けた意見交換会を実施しております。  工務店側からは、市内産の流通が不十分であること、製材加工施設がないこと、また、同業者であるため顧客の取り合いや、個々の工務店により木材の利用方法などに違いがあるため、一律的な組織化は困難等のご意見がございました。  市内産の流通に加えまして、同一事業者での組織化に課題があるため、木材関連事業者で構成されます豊田加茂地域木材認証協議会など、既設の組織の活用も含めて検討を行っているところでございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、最後に、他の自治体等では、もう既に行われているところもございますが、そういった木造住宅、地産地建ハウスの建設のために個人に対して木材の現物支給や、補助金等の制度を実施しているところもございますが、平成25年度に、本市として、平成26年度に、そういった個人助成の検討がされたのかどうか、そのような状況について、お聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 加藤課長。 ○森林課長(加藤鎌一) 平成25年度におきましては、主に公共施設等への地域材の活用と市民や工務店等への普及啓発を展開してまいりました。そのため個人住宅への助成等の検討までには至っていない状況でございます。  地域材の活用普及啓発に加えまして、個人助成も今後の課題と認識しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、7款及び8款について質疑を許します。  質疑ありませんか。  三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、予算執行実績報告書の232ページ、7款1項2目商業振興費、7商業活性化対策費の(4)地域解決型支援事業補助金について、5点お伺いいたします。  最初に、ソーシャルビジネス支援事業の目的と平成25年度の取組について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) ソーシャルビジネス支援事業は、少子高齢化、買い物弱者、安全・安心など、社会的な課題の解決を図ることを目的としまして、平成23年度より新たに取り組んでいます。  平成25年度の事業は、移動販売事業2件、買い物送迎支援1件、宅配事業1件となっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、2番目ですけど、移動販売事業の事業者と対象エリアについて、お答え願います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 移動販売の平成25年度の事業者は、トヨタ生活協同組合と株式会社ヤオミです。  対象エリアは、トヨタ生協が旭、足助、小原、下山、藤岡、松平、石野の7地区で、114箇所の停留所を持っております。また、株式会社ヤオミにつきましては、足助地区のみで、44箇所の停留所で販売事業を行っております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) 移動販売事業の開始当初、地元商工会関係者との調整をどのように図ったのかお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 移動販売事業の開始に当たりましては、事業者が事前に商工会議所・商工会及び自治区に説明を行い、意見を聞き取り、事業化いたしました。  商工会からは食料品を扱う店舗の近くで営業をしないことなどの意見があり、事業者は意見に配慮し、事業化いたしました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) 次に、ソーシャルビジネスの名のとおり、地域貢献としての取組事業と認識しておりますが、採算性の観点で、事業者の経営状況と今後の継続性についてお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) トヨタ生活協同組合からの報告によりますと、平成24年度の営業損益は1,850万円の赤字でありましたが、平成25年度は1,010万円の赤字と、約840万円の改善を図っています。さらに、今年度は人件費の削減など、さらなる改善を進めております。いずれにしましても、トヨタ生活協同組合としては社会貢献事業として継続的に事業を行っていく意向を確認しております。  次に、株式会社ヤオミにつきましては、平成25年10月より事業を開始しており、営業損益は88万円の赤字となっております。同様に、事業を継続する意向を確認しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 三江委員。 ○委員(三江弘海) それでは、最後ですが、いわゆる買い物難民とも言われている地域にとって移動販売はありがたい事業だと思いますが、反面、地元商業者への影響は大きいものと思います。そこで、移動販売の地元業者への影響について、どのように考えているかお答えください。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 最近行いました商工会等へのヒアリングによりますと、取組当初は、小売店、八百屋から、売り上げが減少した、移動販売が来ると地元商店への影響が心配という声がありましたが、今は、足助地区では、地元商店街の商品、雑貨などを移動販売に随行し販売することにより、売り上げが向上したとの、よい意見も出てきております。引き続き、年4回を基本に行っています6商工会との情報交換会を継続するとともに、既存事業者への定期的なヒアリングを行う中で、自治区や商工会などとも連携し、課題解決に向け調整を図ってまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、伺います。  予算執行実績報告書235ページ、7款1項3目工業振興費、4産業立地政策推進費、(1)産業誘致活動費ですけれども、工業立地を推進するために企業訪問はどの程度行ったのか。  また、企業進出意向調査はどのくらい行い、その結果についても伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) まず、企業訪問でございますが、平成25年度は、製造業24社、大手建設会社30社、金融機関13行を訪問し、西広瀬工業団地拡張用地や民間開発支援策、各種優遇制度のPRを行いました。  次に、企業進出意向調査ですが、平成25年8月に全国の優良企業1,700社を対象に調査を行い、1,025社から回答を得ました。このうち、用地取得を検討している企業は67社で、うち16社が本市を候補地の一つとしており、一定のニーズを確認することができました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、実績報告書238ページ、7款1項6目観光費、2の観光まちづくり推進費で、3点伺います。  まず、1点目ですけれども、平成24年度は185万円余、平成25年度は300万円余と増加をしていますけれども、どのような内容なのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 平成25年度の取組としては、新たにアドバイザー派遣後5年を経過しました2団体、笹戸温泉振興会、三河湖共栄会の現状確認と今後の活動に対するアドバイスを行うため、専門家の派遣を行いました。  また、新たな取組として、町なかPR映像、とよたまちなかおいでんミュージカルを制作いたしました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、2点目、今ご説明のあった専門家派遣による団体の活動内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 専門家によります2団体の事業検証を行い、課題の整理と対応方針案をまとめました。ターゲットの明確化やサービスレベルの向上、役割や責任の明確化などの助言を今後の活動の参考としてもらうことで、団体の意識向上とウオーキング事業、イルミネーション事業、風鈴飾り事業、マップ事業などの効果的な実施につなげました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、先ほどの話の回答にありましたように、町なかPR映像をつくったとありますけれども、どのように活用するのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 町なかPR映像は、ユーチューブ、映画館、公共施設、商業施設、イベントなどで放映するため制作いたしました。  主な放映場所は、MOVIX三好、コモ・スクエア、スカイホール豊田、ギャザなどです。その他、Jリーグ、とよたエコフルタウン、ふれあいフェスタなど、各種イベントに活動しています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、239ページ、同じく7款1項6目、観光費ですけれども、9の豊田おいでんまつり開催負担金について、2点伺います。  1点目、平成24年度は1億5,200万円、平成25年度は1億6,300万円と、1,100万円増加しています。その理由について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) これまで一般会計観光業事費で計上していました花火打ち上げ費用の一部を平成25年度は、おいでんまつり開催負担金に統合し、540万円余を新たに計上いたしました。  そのほか、おいでんファイナル・踊りコースの照明設備の増設による演出強化や観覧席1席の増設、砂ぼこり対策、花火打ち上げエリアの防護壁強化など、快適で安全な花火大会開催のための費用として負担金が増額となりました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 最後ですけれども、平成25年度おいでんまつり協賛金が多く集まったと思いますけれども、協賛金の状況について伺います。
    ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 第45回の協賛金額は、個人協賛3,431万円余、法人協賛2,264万円余、ツアー協賛等302万円余、広告協賛791万円余、賞金協賛等58万円余で、合計6,847万3,350円の協賛金収入となり、前年比、約10パーセントの増加となりました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、予算執行実績報告書234ページ、7款1項3目工業振興費、3工業振興推進費、(2)のものづくり推進費です。  始めに、決算額について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) ものづくり推進費の決算額は1,561万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 受講者が363人、技術相談等が276件ということでありましたが、業種等、どのような方々なのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) まず、人材育成講座及び各種セミナーを受講した363人の業種と階層についてお答えをいたします。  業種は、製造業が約7割を占め、そのほかはサービス業や金融業などでありました。  受講者は、経営者を始め財務担当者、若手技術者など、多様な階層や担当の方に受講していただきました。  続いて、技術相談等の276件でありますが、業種は、製造業が約7割を占め、そのほかはサービス業、建設業、農業などでありました。  相談者は、経営者や技術部門の責任者が中心でした。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 約7割が製造業ということでありますが、この数字をどのように評価しているのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 受講者数につきましては、前年度と比べて、ほぼ横ばいでございますが、相談件数につきましては、120件から276件へと大幅に増えております。このことから企業の身近な支援機関としての認知度、信頼度、期待度が一層高まっているものと捉えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 同じく7款1項3目の3の(3)人材マッチング支援費です。  これも決算額について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 人材マッチング支援費の決算額は358万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 人材確保に関するセミナーを開催したということでありますが、その内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 人材確保に関するセミナーの内容でございますが、中小企業の経営者を対象とした人材戦略策定セミナーと採用担当者を対象とした採用支援セミナーを開催し、採用活動計画の立案方法や魅力ある説明会の開催方法などを学んでいただきました。そのほか学生と企業とのマッチング交流会を開催し、企業の求める人材確保の機会提供に努めました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 延べ44社が参加とありますが、これも業種と、どのような方々か伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 参加企業の業種ですが、全て中小の製造業です。  参加者は、経営者及び採用担当者です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) これは新規事業でありますが、この新規事業、どのように評価しているか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) セミナーに参加しました企業へアンケートを行いましたところ、90パーセントを超える企業から、満足する内容であったとの回答を得ています。そのほかにも採用環境の実態を把握することができた、他社の状況も知ることができ、参考になったというようなご意見もいただいており、こうしたセミナーの成果が今後の採用活動につながることを期待しています。  また、学生と企業とのマッチング交流会では、最終的に企業3社と学生4人とのマッチングが成立しました。課題でありました中小製造業の人材確保という面で大きな成果があったものと考えています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 同じく7款1項3目の3の(4)です。ものづくりブランド創出活用費、こちらの決算額について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) ものづくりブランド創出活用費の決算額は653万円余でございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 参加企業は、出展したことに対してどのように評価しているのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 参加企業がどのように評価しているかでありますが、共同出展の終了後に参加企業との意見交換会を開催し、企業の声を確認しております。  その一部を紹介いたしますと、単独出展よりも集客力がある、豊田市という看板で出展することで信頼度が高まる、出展者同士でフォローし合えた、このような高い評価を得ております。  一方で、出展企業の各ブースに統一感を持たせるべきであるといった反省点もいただいておりますので、今後の共同出展に生かしていきたいと考えています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) こちらも新規事業でございますが、どのように評価しているか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) この事業は、市内中小企業の販路拡大を目的に取り組んだ事業でありますが、見積もり依頼、試作依頼、受注といった商談も成立し、一定の成果がありました。参加企業からも高い評価を得ており、今年度以降も継続して実施していきたいと考えております。  ちなみに、現在、本市では豊田商工会議所と連携し、豊田ものづくりブランドの認定に向けて準備を進めているところでありますが、今年度は、ブランド認定を受けた企業を中心に共同出展を行うことも考えています。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 予算執行実績報告書239ページ、7款1項6目観光費、8の観光協会補助金であります。  (1)豊田市観光協会補助金、市内外のイベントでPRをしたということでありますが、そのPRしたイベントの種類とPRの内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 市内イベントの主なものといたしましては、Jリーグ・名古屋グランパス戦、市内8つの観光協会が道の駅どんぐりの里いなぶで行いました合同観光キャンペーンや、とよた産業フェスタにおける観光総合フェアが挙げられます。そのほか豊田市美術館、とよたエコフルタウン、豊田市民文化会館でのイベント事業のPRを行ってきました。  内容につきましては、パンフレットの配布や特産品・土産品販売、着ぐるみによるPRなどを行いました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) スポーツ観光推進のためのおもてなし事業を展開したということでありますが、このおもてなし事業の内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) スポーツ観戦のためのおもてなし事業として、Jリーグのほか、スカイホール豊田や豊田スタジアムで開催された国際体操競技会、全国オープンラージボール大会、バスケットボール日本リーグ、豊田マラソンなどのスポーツイベント、計10回において、参加者や観光客の方向けにPRブースでのポスター掲示やパンフレットの配布、特産品・土産品販売などを行い、豊田市の魅力を伝えました。  先ほどの市外のイベントを加えますと、主なものといたしましては、横浜で行われました豊田市観光展や名古屋市で行われました旅まつり名古屋2014、ふるさと全国県人会まつり、恵那市で開催されましたENAみのじのみのり祭が挙げられます。  取組内容は、市内イベントと同様ですが、旅まつり名古屋2014では、豊田PR大使によるPRを行いました。そのほか東京、大阪、静岡の旅行会社向けのPRも行ってまいりました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、最後です。  誘客を図るため、さまざま事業展開をされましたが、その取組についてどのように評価しているか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 大規模集客イベントを選定しましてPRを展開したことで、多くの人に豊田市の観光資源をPRすることができたことや、新たにPR大使による活動を加えたことで、効果的なPRが前進できたと評価しております。また、特産品を販売する市内18の事業者にビジネスチャンスの場を提供することができました。さらなる前進が図れるよう、引き続き努力してまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。  青山委員。 ○委員(青山さとし) 予算執行実績報告書232ページ、7款1項2目商業振興費になります。4都心駐車場費、6フリーパーキング費。  都心駐車場やフリーパーキング駐車場の平成25年度の総利用台数は何台となったのか。前年度と比較して、どれぐらい増加したのかお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 市が所有します10箇所の駐車場も含め16箇所の駐車場がフリーパーキングに加盟しております。  平成25年度、16箇所の駐車場の年間利用台数は378万7,569台、うち、フリーパーキング利用は80.4パーセントの304万5,673台となっております。  前年と比べますと、駐車場利用は1.5パーセント、フリーパーキング利用は1.1パーセントの増加となっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 青山委員。 ○委員(青山さとし) それでは、238ページ、7款1項6目観光費になります。2観光まちづくり推進費になります。  先ほど関連した質疑等ありましたが、少し具体的に聞きたいと思います。  観光まちづくりアドバイザーを派遣した団体への専門家によるアドバイス、これは、どのようなアドバイスを行ったのか具体的な内容をお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 三浦課長。 ○商業観光課長(三浦 浩) 先ほどご説明した2地区について説明させていただきます。
     例えば、笹戸温泉振興会に対しましては、地域施設の利用を促進する仕組みとして、地域の特産品である自然薯を使った名物料理の開発などのアドバイスを行いました。また、三河湖協議会に対しましては、ターゲットを明確にした情報発信と新たなサービス提供として、サイクリング愛好家への情報発信とサービス環境の整備などのアドバイスを行いました。  今年度、情報発信に向けたアンケートの実施やサイクリングスタンド設置の検討が進んでおります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  根本委員の産業立地奨励条例に基づく交付金についてを主旨とする発言申し出を許可することにご異議はありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、根本委員の発言申し出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、お聞きします。  予算執行実績報告書235ページ、7款1項3目工業振興費、説明欄の4産業立地政策推進費の(4)と(5)があります。  まず、(4)産業立地奨励補助金、これが豊田市企業誘致推進条例に基づいています交付金であります。それぞれがどのような企業へ補助金であったのかという点でお聞きします。  1点目で、補助された企業の上位5社の企業名と、それぞれに交付された金額、その合計金額が総額に占める割合をお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) まず、補助金交付額の多い企業5社について、それぞれ企業名と補助金額を申し上げます。  トヨタ自動車株式会社が2億4,600万円余、トヨタ紡織株式会社が9,000万円余、矢野コンクリート工業株式会社が3800万円余、アイシン化工株式会社が2,200万円余、株式会社明和eテックが2,100万円余という状況です。  5社への補助金交付額の合計は4億1,900万円余でありまして、補助金交付総額に占める割合は約82パーセントです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 上位5社の合計金額でもかなり多いです。この補助金を受けて、雇用の拡大につながったかどうかを聞きます。新規雇用が何人、上位5社での人数、その他での人数、そのうち正規の雇用は何人であったのかお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 各社からの奨励事業者指定申請時に、新規雇用の予定者数を確認しております。  この申請によりますと、補助金交付額の多い企業5社における新規雇用は、合計15人です。そのほかの企業における新規雇用は、合計78人です。いずれも正規雇用の人数は把握しておりません。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 予定だということでありますけれども、大変少ないかなあということです。  次に、その下の(5)企業誘致推進補助金について、企業立地奨励金が交付された4事業所ごとに、交付金額をお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 企業立地奨励金を交付した4事業所の企業名と交付額でございますが、トヨタ自動車株式会社が1億円、丸和電子化学株式会社が9,900万円余、内浜化成株式会社が6,900万円余、TTK株式会社が3,600万円余という状況でございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、2点目に、この交付で雇用の拡大、効果がどのようであったのか。新規の雇用が何人で、そのうちの正規雇用は何人であったのかをお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○ものづくり産業振興課長(八木健次) 企業立地奨励金を交付した4事業所についても産業立地奨励金と同様、奨励事業者指定申請時に新規雇用の予定者数を確認しております。  この申請によりますと、4事業所における新規雇用は合計16人で、全て常時雇用です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、11款について質疑を許します。  質疑はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、繰越明許費について質疑を許します。  質疑はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) 続いて、承認第4号について意見等はございませんか。  三江委員。 ○委員(三江弘海) 予算執行実績報告書の219ページ、6款2項1目農地総務費、4地籍調査費について、賛成の立場で意見を申し上げます。  地籍調査は、まちづくりの観点はもちろんですが、相次ぐ災害の復興の観点からも大変重要であることは周知のとおりであります。国も積極的な支援体制をとっています。先月の広島県の災害、土石流が住宅地を襲い、大災害になったわけですが、今後の復旧・復興も急がなければなりませんが、そのときに地籍調査が行われているかどうかは、復興のスピード感に大きな影響を与えることは考えるに及びません。本市、愛知県の地籍事業がいかにおくれているかは先ほどの答弁のとおりであります。この夏は広島県以外にも、隣の長野県南木曽町でも土石流による災害がありました。あのような現場を目の当たりにすると、市街地から山にかけての地籍調査の必要性も感じます。  本市の地籍調査に係る平成25年度執行経費は5,800万円弱です。財源比率は、国50パーセント、県・市がそれぞれ25パーセントずつとのことです。市域面積からも、財源的にも、先ほど答弁にあった進捗率から見ても、もっともっと力を入れていいのではないでしょうか。  ここのところの異常気象は、ミライのフツーではありませんが、異常気象が普通になってきています。災害がいつ、どんな姿で襲ってくるかもしれません。地籍調査をもっともっと積極的に進めるべきと考えます。さらに、地籍調査は農地整備課が所管していますが、担当係は少人数で、厳しい環境の中で職務を遂行しておられます。地籍調査に係る職員の増員確保をするべきことを申し添え、意見とさせていただきます。 ○分科会長(神谷和利) 他にありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第6号平成25年度豊田市食肉センター特別会計決算について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、承認第6号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第9号平成25年度豊田市卸売市場特別会計決算について質疑を許します。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、卸売市場特別会計について、2点伺います。  まず、1点目ですけれども、この市場開放ですね。市民への市場開放を年4回実施しております。約1万3,500人ぐらい訪れているそうですけれども、平成24年度と比べ、訪れた人や売り上げなど、どのぐらいなのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田卸売市場長。 ○卸売市場長(柴田康宏) 現在の形の市場開放は、平成23年12月の年一度の施行から始まっております。平成24年度は4回行ったわけですが、来場者が約1万1,200人でした。平成25年度が1万3,500人でございますので、約2割の増加ということになります。  この市場開放は、市民の皆さんに市場に来ていただき、市場の存在を知っていただくことを主眼に始めてきたこと。販売品目につきましては、各場内事業者の自主性に委ねたこと等によりまして、実績といたしましては、来場者数の把握のみに今はとどまっております。  取り扱い品目につきましては、例えば、5月はメロン、11月はミカン、12月はキノコ、2月はイチゴを中心に販売をさせていただき、それぞれ試食を行っております。試食品目に関しましては、毎回ほぼ完売の状況になっております。また、市場ならではのマグロの解体即売も毎回人気を集めさせていただいております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 2点目ですけれども、今後さらなる市場開放の考えについて伺います。 ○分科会長(神谷和利) 柴田場長。 ○卸売市場長(柴田康宏) 市場開放は、市民への卸売市場の役割とその重要性、食の安全性をPRするための絶好の機会と捉えております。また、仲卸業者や附属店舗も一般消費者の声を直接聞くことで、今後の事業展開の糧にすることができております。今後も工夫を凝らしながら、年に数回の市場開放を継続して実施していきます。  なお、豊田市は県下有数の農産物の産地であるため、今年度は、JAあいち豊田等の協力のもと、今まで開催していなかった夏の市場開放を、夏の地元フルーツ特集と題しまして、8月に開催いたしました。これを加えますので、平成26年度は5回を開催していく予定になっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、承認第9号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、以上で産業部所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午後1時といたします。                        休憩 午前11時53分                        再開 午後 0時59分 ○分科会長(神谷和利) 会議を再開します。  それでは、都市整備部所管分について審査を行います。  始めに、承認第4号平成25年度豊田市一般会計決算歳入について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) 続いて、歳出のうち2款及び8款について質疑を許します。  質疑ありませんか。  板垣委員。 ○委員(板垣清志) 私から8款につきまして数点、確認をさせていただきます。  予算執行実績報告書262ページ、8款5項7目公園費、11墓園整備費についてお伺いいたします。  古瀬間墓園の貸し付け区画数は、現在どれだけ残っているのか。また、今後の拡張工事の予定をお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 小沢公園課長。 ○公園課長(小沢美博) 平成25年度の区画貸し付け時点で残っている全ての区画を貸し付けましたが、平成26年6月の時点では、平成25年度までに整備を終えた使用可能となった16番・17番ブロックの区画と返還された区画を加えて、775区画残っております。  今後の拡張工事の予定ですが、平成25年度に造成工事を行った18番ブロックの区画増設工事を実施するとともに、19番ブロックの用地買収を進める予定をしております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 板垣委員。 ○委員(板垣清志) 同じく262ページ、8款5項7目公園費、12公園施設修繕費について、1点質問いたします。
     公園施設長寿命化修繕の進捗状況をお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 公園施設長寿命化修繕については、豊田市公園施設長寿命化計画に基づき、144の都市公園を対象に10年計画で遊具など施設の更新・修繕を計画的に行っていくものでありまして、平成25年度より着手しております。平成25年度については、38公園の遊具等施設の更新・修繕を実施いたしました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 板垣委員。 ○委員(板垣清志) 次に、263ページ、8款5項8目自然保全費、2緑化推進費について、2点お伺いをいたします。  1点目、緑のまちづくり推進事業補助金では、これまでと平成25年度の実績はどうであるか、お聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 野口緑の推進課長。 ○緑の推進課長(野口朝司) この緑のまちづくり推進事業補助金は、県のあいち森と緑づくり事業の緑の街並み推進事業を活用した民有地緑化に対する補助として、主に市街化区域を対象に、平成22年8月から補助事業を開始しております。  これまでの実績は、平成24年度までに10件で、緑化面積3,310.3平方メートルに対して1,842万3,000円の補助金を交付し、平成25年度は8件で、緑化面積は3,480.9平方メートルに対して1,646万9,000円の補助金を交付しました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 板垣委員。 ○委員(板垣清志) 2点目でございますけれども、緑化地域制度を施行した都心中心部196ヘクタールの実績をお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 野口課長。 ○緑の推進課長(野口朝司) 都心中心部196ヘクタールの実績は、平成24年度は3件の個人住宅のみで、緑化面積70.6平方メートルに対しまして120万7,000円の補助金を交付し、平成25年度は5件で、民有地緑化を運営支援した3件に病院、共同住宅もあり、緑化面積は880.5平方メートルに対して1,001万7,000円の補助金を交付しました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 板垣委員。 ○委員(板垣清志) 最後の質問でございます。  267ページ、8款5項10目総合交通対策費、6バス運行推進費、(1)公共交通利用促進費について、1点質問をさせていただきます。  公共交通の利用促進を図るための利用促進策とバス評価について、あわせてお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 西交通政策課長。 ○交通政策課長(西 和也) 利用促進策としましては、おいでんバス1乗車につき、エコポイントを1ポイント付与したり、バス位置情報サービスの運用、バスマップや平成25年度より新たに作成いたしましたバスガイドブックをそれぞれ2万部配布し、利便性を向上させるとともに、各種イベントの出展を始めとした広報活動を行いました。  続きまして、基幹バス及び地域バスの評価ですが、バスの評価は3年を一サイクルとしておりまして、平成25年度は第2回目の評価を行いました。  基幹バス14路線の評価の結果は、収支率の基準値をクリアした路線が10路線、利用率をクリアした路線が7路線ある一方で、収支率、利用率ともにクリアできなかった路線が3路線あり、そのうち1路線については、定性的な必要性の評価も低く、路線の廃止という評価結果となりました。  地域バス16地域につきましては、収支率の基準値をクリアした地域が4地域、利用率をクリアした地域が5地域ある一方で、収支率、利用率ともにクリアできなかった地域が8地域あり、そのうち1地域については、定性的な必要性の評価も低く、路線の廃止という評価結果となりました。  バス評価の結果を踏まえ、より効率的で利便性の高いネットワークの構築を目的として、平成26年4月から、おいでんバス14路線中、13路線の改編を実施いたしました。また、地域バスにおいても、利用の少ない経路やバス停の改廃、ダイヤ改正などの運行改善を各運営協議会が主体となって適宜実施しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、8款について何点かお伺いします。  まず、予算執行実績報告書255ページ、8款5項1目都市計画総務費、4のまちづくり推進費ですけれども、都心環境計画を策定するために1,400万円余の実績ですけれども、実施内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 浅野都市整備課長。 ○都市整備課長(浅野和長) 実施内容につきましては、にぎわいのある魅力的な都心づくりを目指した、現在、仮称ではありますが、都心環境計画の策定に向けまして、三つの業務委託を行っております。  一つ目は、都心環境計画協議資料作成としまして、計画内容の検討及び地元組織であります、豊田の都心・交通を考える会との協議調整など、計画策定に向けた関係機関協議、市民合意形成を進めるための資料作成を委託料469万6,000円余にて行っております。  二つ目は、都心環境計画影響調査としまして、計画案におけますイベント時での交通の流れを検証するため、豊田スタジアムでのイベント開催時の交通実態調査と、交通シミュレーションを委託料711万9,000円にて実施しております。  三つ目ですが、市民等への説明ツールとしまして、計画案をより見せる化するためのバーチャルリアリティ、三次元のデジタル画像でございます。これのデータ拡張更新を都心環境計画将来構想支援バーチャルリアリティ更新として、委託料225万7,000円余にて行っております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、256ページ、同じく8款5項1目都市計画総務費の8都市景観費、(2)景観計画推進費でありますけれども、国道248号地区の修景シミュレーションに基づく景観ルールづくりの実施内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 浅野課長。 ○都市整備課長(浅野和長) 実施内容につきましては、豊田市景観計画において、良好な景観形成を重点的に進めていく景観重点地区の候補地に指定されております国道248号地区につきまして、景観重点地区への指定に向け、策定が必要となります建物の意匠や屋外広告物の規制、さらには緑化など、景観まちづくりルールの検討を業務委託としまして、131万2,000円余にて行いました。  計画に際しましては、高さ、数量、下地の色など屋外広告物の規制や、沿道の緑化などへのルールの内容を三段階に設定しまして、現況写真を用いましたコンピューターグラフィックスによる画像処理でございますが、これによります修景シミュレーションを活用して、沿道の景観状況を想定しつつ、景観まちづくりの内容検討を行っております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) それでは、269ページ、8款5項10目総合交通対策費、8のパークアンドライド推進費、(1)パークアンドライド駐車場維持管理費、ここで愛知環状鉄道の駅周辺の駐車場で、定期利用契約を含めたそれぞれの駐車場の利用状況について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) 本市に5箇所ありますパークアンドライド駐車場の収容台数ですが、四郷駅前が162台、末野原駅前が147台、貝津駅前が44台、保見駅前が58台、八草駅前170台で、合計581台となっております。そのうち定期利用契約は、平成25年度末現在、5箇所合計で290台、全体に占める割合では約50パーセントです。  パークアンドライド駐車場の稼働率は、おいでんまつりの花火の日に全ての駐車場で満車になるほか、地域でのイベント、あるいは朝市などの開催日には年に数日、満車になっております。  イベントなどの特異日を除く平日の稼働率は、ピーク時で四郷駅前と八草駅前が約90パーセント、末野原駅前が約70パーセント、貝津駅前と保見駅前が約60パーセントとなっております。  なお、利用実績としましては、指定管理を始めた平成24年度と比較し、昨年度、平成25年度は22万5,724台で5パーセント、1万1,695台の増となっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、270ページ、8款6項2目住宅建設費、2住宅建設費、3地域優良賃貸住宅費、住宅建設、ここでは美和住宅ですけれども、1億6,400万円余、地域優良賃貸住宅整備費補助金では、3,840万円を民間事業者に1件補助し、1億2,160万円余を繰り越していますけれども、公営住宅建設、民間事業者への建設事業の補助の考え方について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 中村建築住宅課長。 ○建築住宅課長(中村 誠) 公営住宅と地域優良賃貸住宅の違いにつきましては、入居対象者、事業内容などがございます。公営住宅の入居対象者は、民間住宅市場において自力では最低居住水準の住宅を確保することができない世帯が対象です。  事業内容といたしましては、入居者の負担能力に応じた家賃制度を採用しており、事業主体に利益が生じることを前提としておらず、事業主体たる地方公共団体が国とともに財政的負担をなすことを前提とした制度です。あわせて、公営住宅は、福祉施策との連携や、収入が著しく低い場合の家賃減免など、私的事業主体、いわゆる民間にはなじめない義務も事業主体のなすべき事務として含まれております。豊田市住宅マスタープランでは、今後の需要を想定し、現在の住宅戸数を維持しつつ、建てかえにより住環境の改善を図るものとしております。  一方、地域優良賃貸住宅の入居対象者は、収入月額48万7,000円以下で、住宅の確保が可能な中堅所得者層までとしております。  事業内容につきましては、地域の創意工夫を生かしながら、施策対象を高齢者、子育て世帯等に重点化し、賃貸住宅からサービスつき高齢者向き住宅まで民間活力により、事業として住宅供給を行うものです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。  小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 予算執行実績報告書262ページ、8款5項7目公園費、12公園施設修繕費でございます。(1)(2)、関連がありますので、一括して伺います。  施設の修繕、出入り口の改修工事を行った。また、公園施設の長寿命化を推進したということでございますが、この優先順位、どのように決めているのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 施設の修繕につきましては、トイレの詰まり、照明の球切れなどの小修繕が主な内容になりますが、職員による公園検査や都市公園管理の受託業者、利用者からの情報をもとに、情報順に随時修繕対応いたしております。  出入り口の改修工事につきましては、全都市公園を対象とするのではなく、飛び出しによる事故の危険性が高い、車道に直接面している出入り口を対象箇所としたもので、抽出した対象箇所を地区ごとに4分割いたしまして、愛知県の補助金を受け、平成22年度より4年計画で改修いたしております。  公園施設の長寿命化については、施設の安全利用上、最も配慮が必要となる遊具の対応を最優先することといたしまして、遊具点検の結果、危険度の高い遊具を有する公園から順に長寿命化対策工事を進めております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 267ページの8款5項10目総合交通対策費でございます。  5交通まちづくり推進費、(1)交通まちづくりモデル事業調査費でございます。  プローブ情報の活用検討、パーソントリップ調査の分析を行ったということでございますが、余り耳にしない言葉でございますので、プローブ情報、パーソントリップ調査というのは、どういうものなのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) プローブ情報は、実際に走行しています自動車に搭載された通信機やカーナビなどの危機を通して得られる位置や速度などの車両走行データのことでありまして、渋滞緩和や交通事故削減への活用が期待されているものです。  一方、パーソントリップ調査とは、人の一日の移動について、年齢などの個人属性、出発地、目的地、移動目的、移動時刻、交通手段などを調査しまして、人の一日の全ての移動を調査するものです。  調査の目的は、人の動きの実態を把握することにより、交通計画などの策定に活用するもので、住みよいまちづくりに役立てます。  本市は、愛知県、岐阜県南部、三重県北部で形成されます中京都市圏に入っておりまして、平成23年度の調査は5回目の調査となっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、このプローブ情報の活用検討、パーソントリップ調査の分析をした結果はどうなのか。また、どのように反映していくのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) 本市におけますプローブ情報の活用としましては、幹線道路や生活道路におけるヒヤリハットの発生状況の把握、交通事故予防対策の検討、車の平均速度の分析などがございます。  このプローブ情報の活用により、みちナビとよたなどで、市民にとって有益な情報を提供できるように、引き続き調整をしてまいります。  また、パーソントリップ調査の結果を用いまして、豊田市内の各地域の移動実態を把握いたしました。この分析結果を来年度に予定しております公共交通基本計画や交通まちづくり行動計画の策定に生かしてまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 同じく8款5項10目の6のバス運行推進費でございます。  (1)公共交通利用促進費で、エコポイントを付与し、利用促進を図る取組をしたということでございますが、その結果と評価について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) エコポイントにつきましては、おいでんバス1乗車につき1ポイントを付与することで利用促進を図っておりまして、平成25年度の発行実績ですが、12万8,691ポイントで、全利用数に対しまして約6パーセントの発行率となっております。平成24年度の発行数と比較しまして4.3パーセントの増加となっており、取組が徐々に浸透してきたものと考えております。  また、エコポイントの付与を始めとする利用促進策の結果、平成25年度のとよたおいでんバスの総利用者数は211万8,000人で、前年度比4万3000人、2.1パーセントの増加となりました。平成19年度の運行開始以来6年連続での増加となっており、各種利用促進策の効果があらわれているものと評価しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 続いて、同じく6バス運行推進費の(2)(3)(4)は関連がありますので、一括して伺います。  地域バス、基幹バス、乗合バスの運行費に対して運行負担金を支出しておりますが、それぞれの負担額について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) まず、地域バスの運行費でございます。  こちらは交通政策課が所管する地域バス3路線に対する運行負担金で、決算額は911万9,000円余であります。  次に、基幹バス運行費ですが、こちらは運行協定に基づいて運行しております、とよたおいでんバス13路線に対する運行負担金で、決算額は3億2,352万1,000円余でございます。  最後になりますが、乗合バス運行費補助金ですが、こちらは名鉄バスが営業線として運行している路線への補助金で、おいでんバスと位置づけている豊田・渋谷線を始め、豊田西市内線など6路線で、決算額は4,585万4,000円となっております。
     以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、それぞれの運行に対して、どう評価しているのか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) まず、地域バスにつきましては、社会部の各支所が所管する地域バスを含めまして、平成25年度の総利用者数は26万5,000人で、前年度比9,000人、3.4パーセントの増加となっております。各運営協議会の努力等によって徐々に利用者も増加し、地域における重要性も高まっていると認識しておりますが、大半の地域バスでは収入率が10パーセントを下回るなど課題もあり、より一層の運行改善や、利用促進策を図る必要があると考えています。  続きまして、基幹バスについてでございますが、平成25年度の総利用者数は211万8,000人で、前年度比4万3,000人、2.1パーセントの増加となりました。市が負担する運行負担金は、前年度と比較して10.5パーセントの減少となっており、ダイヤ改正などの運行改善、バス位置情報提供サービスやバスマップなどによる利便性の向上、各種イベント等による効果があらわれてきたものと評価しています。  最後に、乗合バス運行費補助金についてですが、基本的に名鉄バスの自主路線であるため、利用者数などの把握はしておりません。名鉄バス全体での利用料金収入は微増傾向にございます。これらの自主路線も市民にとって非常に重要な基幹路線であると認識しており、今後も名鉄バスと共働しながら効率的で利便性の高い運行を目指して、改善に努めていく必要がございます。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。  青山委員。 ○委員(青山さとし) それでは、予算執行実績報告書262ページ、8款5項7目公園費になります。  12公園施設修繕費、(2)公園施設長寿命化計画等ですが、少し関連した質問がありましたが、長寿命化計画に基づいた遊具等の更新を行ったということですが、この公園施設長寿命化計画の策定の目的について、まずお伺いします。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 公園施設長寿命化計画につきましては、施設の維持管理を、これまでの壊れたら直すという対処的な手法から、施設の耐用年数や点検結果をもとに、施設が壊れる前に計画的に修繕・更新していく予防的手法に転換していくもので、公園利用者の安全性の向上や維持管理に係る予算の平準化、ライフサイクルコストの低減を目的として策定しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 青山委員。 ○委員(青山さとし) それでは、263ページ、8款5項8目、自然保全費の2緑化推進費の(1)です。  新入学児童に向けての記念樹の配布ということですが、平成24年度までの決算では、転入・結婚・出生・新築の方にも記念樹の配布等を行ったと書いてありましたが、平成25年度は新入学児童のみとなったその理由と、平成25年度の記念樹の配布の決算の額についてお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 野口課長。 ○緑の推進課長(野口朝司) まず、この事業は、新入学などのお祝いの記念として記念樹を贈ることにより、一般家庭で緑化の推進を図ることを目的に、樹木の苗木を配布するものであります。  平成25年度に新入学児童のみとなった理由は、平成23年度に事務事業の見直しの中で配布対象を変更し、引きかえの実績が高く、希望者の多かった新入学児童への配布を継続し、平成24年度から、その他の配布を廃止しております。ただし、新入学を除く配布記念樹に対しまして、それまでに引きかえを行っていない方のために、平成24年6月までを引きかえ猶予期間としたことから、平成24年度までが実績となっております。  次に、平成25年度の決算額は、配布する樹木の申込書の印刷代を含め251万6,000円余となります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にご質問ございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りいたします。  根本委員の東部丘陵整備促進費及び市営住宅管理事務費についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議はございませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、根本委員の発言申出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、予算執行実績報告書269ページ、8款5項10目で、総合交通対策費の11東部丘陵線整備促進費です。  (1)に愛知高速交通株式会社への出資金として上げられております。今までもリニモの営業損益に対しての経営支援ということで出資されておりますけれども、昨年度と比べた金額が、1,000万円増額されておりますので、その点について理由をお聞きいたします。 ○分科会長(神谷和利) 西課長。 ○交通政策課長(西 和也) 愛知高速交通に対します平成25年度までの追加出資額は、愛知県及び沿線5市で協議の上、平成20年度に策定いたしました第1次経営安定化策に基づきまして、出資割合に応じて決定しております。  各年度の出資額の相違につきましては、設備投資ですとか債務の返済額など、年度ごとに必要額が異なるため、資金計画に基づきまして各年次において、債務超過や資金不足を回避するよう、県と沿線5市との協調で支援額を決定しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 次に、269ページ、8款6項1目住宅管理費、説明欄の2市営住宅管理事務費、ここでは市営住宅の管理ということで、入居についてお聞きいたします。  1点目として、市営住宅がなかなかあいていないということで大変困っている状況がありますが、空き家の募集の件数、これに対して入居された件数が、それぞれ何件あったのかをお聞きいたします。 ○分科会長(神谷和利) 中村課長。 ○建築住宅課長(中村 誠) 一般向け空き家募集の件数は、平成25年度は173件でした。空き家待ち募集の形態をとっており、入居件数につきましても同数の173件です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) あいたところから入っていくということになるかと思いますが、2点目に、入れなくて待っているという空き家待ちの件数はどうなっているのかお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 中村課長。 ○建築住宅課長(中村 誠) 空き家待ちの件数につきましては、平成25年度の申込数が405件あり、入居者数を差し引きした232件です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  岡田委員の中央公園第二期整備についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議はございませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、失礼いたします。  予算執行実績報告書の261ページをお願いいたします。8款5項7目公園費、9緑地整備費でございます。  このうち(2)中央公園第二期整備の関係でございますが、重点目標の取組実績報告書から引用させていただいておりますが、ここで、まず3点伺います。  中央公園第二期整備基本構想の再整理というものが記載されておりましたが、この概要についてご説明をいただきたいと思います。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 中央公園第二期整備の基本構想につきましては、平成22年に、有識者、公募市民の方々の参画による中央公園検討委員会により、緑のオープンスペースを将来に向けて確保するという中央公園の役割を踏まえた整理がなされていました。しかしながら、リーマンショックを機に事業の進捗をおくらせざるを得ない、そうした状況の中、第2東名接続やラグビーワールド杯誘致、高まる都市間競争など、本市を取り巻く社会状況が大きく変化してきたことから、中央公園のあり方について改めて整理することといたしました。  再整理につきましては、現在も内部調整中でありますが、単に緑のオープンスペースを将来に向けて確保するというのではなく、新たな視点での整備の必要性について整理しているところであります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、2点目でございますが、あわせて、この報告書の中で、市民合意形成の手法の検討というものも記載がございました。その検討状況についてお聞かせください。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 中央公園第二期整備は、豊田市を代表するシンボリックな施設の整備であることから、市民合意の形成の手法としては、これまでよく使われてきた行政の計画案を、市民に聞く形でありますパブリックコメントという手法だけでなく、計画段階から市民参画による計画づくりを行うパブリックインボルブメントなどの手法を取り入れることについて検討いたしました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、最後に、平成25年度として、実施スケジュールの検討をどのように行われたのかご説明ください。 ○分科会長(神谷和利) 小沢課長。 ○公園課長(小沢美博) 平成25年度の段階では、基本構想の再整理や市民合意手法の決定がなされていないことから、実施スケジュールの作成には至りませんでした。今後、引き続き社会状況を踏まえた基本構想の再整理、市民合意形成手法の検討を進め、基本構想をまとめていく予定をしております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、9款及び11款について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、繰越明許費について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第4号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第7号平成25年度豊田市都市計画事業土地区画整理特別会計決算について質疑を許します。  質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第7号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第8号平成25年度豊田市分譲住宅建設事業特別会計決算について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第8号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、以上で都市整備部所管分を終わります。  それでは、建設部所管分について審査を行います。  始めに、議案第105号平成26年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  議案第105号について説明をお願いします。  建設部近藤副部長。 ○副部長(近藤 誠) 建設部の補正予算について説明させていただきます。
     それでは、一般会計補正予算書の9ページをお願いいたします。  第3表の債務負担行為補正でございます。  上から二つ目の後退用地整備事業から、下から二つ目、地域河川修繕事業までの6事業につきまして、債務負担行為補正を行うものでございます。  ちなみに、事業名の頭に地域とついているものが三つございますけれども、これは地域建設課の所管事業でございまして、旧の東加茂地域で行う事業でございます。  このたび債務負担行為の設定をいたしますのは、いずれも早期発注による工事の平準化及び生活基盤整備による住民サービスの向上を図るものでございます。  六つの事業の限度額の合計額は5億9,000万円でございます。  続いて、補正予算説明書の40ページをお願いいたします。8款2項3目道路新設改良費でございます。  歳出の補正額はございませんけれども、財源補正でございます。地方債と一般財源の入れかえということでございます。  このページ、以上でございます。  続きまして、次のページ、42ページ、43ページをお願いいたします。4項河川費の2目河川改良費でございます。  これにつきましても歳出額の増減はございませんけれども、財源補正でございます。ただいまの道路新設改良費とは逆に、地方債を減らして、一般財源を増やすという入れかえでございます。  建設部の補正予算の説明は以上でございます。 ○分科会長(神谷和利) 説明が終わりましたので質疑を許します。  質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、議案第105号について意見等はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第4号平成25年度豊田市一般会計決算歳入について質疑を許します。  質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、歳出のうち8款について質疑を許します。  伊井委員。 ○委員(伊井房夫) それでは、予算執行実績報告書の252ページでありますが、8款4項2目河川改良費、1河川改良費の(1)一級河川安永川について、2点お伺いいたします。  平成25年度の工事概要についてお聞かせいただきます。 ○分科会長(神谷和利) 八木河川課長。 ○河川課長(八木重善) 平成22年より5か年の継続工事で進めております安永川の平和・秋葉工区トンネル新設工事の1,860メートルにつきましては、秋葉側坑口と水源側坑口の両方から拡幅掘削を進めておりまして、平成26年度末の完了予定でございます。  矢作川と安永川の合流施設であります安永川の樋門工事につきましては、平成25年度末までに全ての工事が完了いたしました。  また、安永川樋門からトンネル下流端までの区間を今工区の排水路工事として、平成25年6月に発注をいたしまして、現在、整備中でございます。  以上でございます。 ○分科会長(神谷和利) 伊井委員。 ○委員(伊井房夫) 2点目でありますが、市街地直下のトンネル工事において、周辺家屋に対する特別な配慮についてお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 八木課長。 ○河川課長(八木重善) 安永川トンネルは、民家が密集します市街地の地下を掘削する特殊なトンネルでございまして、トンネルの上端から地表面までの距離が小さく、トンネル掘削に伴います振動や地表面の沈下が家屋の損傷につながるおそれがございます。そのため、トンネル掘削に伴います地表面の沈下を抑えるために、トンネル掘削箇所の周辺には傘の骨組みのように長い鋼管を設置し、地盤を補強するとともに、局所的にやわらかい地盤を事前に確認をするため、掘削箇所前方の調査を行い、やわらかい箇所については地盤を補強しながら、掘削作業を進めております。  また、トンネル掘削に伴います家屋等への損傷の有無を明らかにするため、工事前後には家屋の事前調査と事後調査を実施しております。  以上でございます。 ○分科会長(神谷和利) 伊井委員。 ○委員(伊井房夫) 実績報告書の259ページの8款5項4目特定道路費、3高規格道路建設促進費について、1点お伺いいたします。  上郷スマートインターチェンジの現在の状況をお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 春日井幹線道路推進課長。 ○幹線道路推進課長(春日井輝政) 上郷スマートインターチェンジでは、平成24年に国や県などの関係機関で構成します上郷スマートインターチェンジ地区協議会を設立し、実施計画書を策定してまいりました。あわせて、測量の立入りや事業計画についての準備説明会も行っております。  平成25年に入りまして6月に、国土交通大臣より高速道路への連結許可を受けまして、詳細設計を実施するとともに、10月には地権者の方々と用地境界の確認のための現地立ち会いを行っております。  今年は、7月に地権者などを対象としまして用地説明会を行い、現在、地権者の方の意向確認調査を実施しているところでございます。  平成28年度末の供用開始を目指しまして、今後一日も早い用地取得を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。  山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 予算執行実績報告書243ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、3の道路等管理費、(1)管理施設設置費ですけれども、市道平戸橋水源2号線において、電光掲示板の設置が平成24年度223万円余、平成25年度は240万円余となっていますけれども、この路線には何箇所設置するのか。また、こうした路面凍結注意を促す電光掲示板の今後の計画についてもお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 石原道路維持課長。 ○道路維持課長(石原知幸) 市道平戸橋水源2号線は、国道301号の泉町交差点から県道加茂川志賀線の大見町1丁目交差点までを結ぶ路線でございます。  本路線への路面凍結注意を示す電光掲示板の設置計画は2箇所あり、平成24年度及び平成25年度におきまして各1箇所設置しておりますので、設置は完了しており、本路線への今後の設置計画はありません。  また、路面凍結注意を示す電光掲示板は、冬季の凍結や降雪によるスリップ事故を未然に防ぐため、主要幹線道路である市指定緊急輸送道路及び緊急警戒道路を対象に、全体で34基を設置しており、おおむね計画に基づいた設置は完了しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、244ページ、同じく3の道路等管理費の(5)浄水駅歩行者専用道等維持管理費ですけれども、平成24年度は1,600万円余、平成25年度は2,300万円余と増額しておりますけれども、その理由についてお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 石原課長。 ○道路維持課長(石原知幸) 浄水駅歩行者専用道等維持管理費は、浄水駅から豊田厚生病院へつながる歩行者専用の地下通路における光熱水費、修繕費、火災保険料及び清掃や昇降機の保守・点検業務の委託費などでございます。  平成25年度の増額理由は、昇降機の修繕費としまして、エスカレーター4基が設置後5年経過することから部品交換などの修繕を執行したため、平成24年度よりも増額となりました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 次に、245ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、5橋りょう修繕費、(1)橋りょう修繕費ですけれども、平成25年度当初の計画では7橋でしたけれども、ここでは3橋になった、また、残った橋梁はどうするのか、あわせて伺います。 ○分科会長(神谷和利) 田中道路予防保全課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成25年度当初、橋梁修繕を予定していた7橋のうち、4橋については、入札不成立等の理由により実施できませんでした。  具体的には、修繕が実施できなかった4橋のうち、3橋については入札不成立によるもので、残り1橋については耐震補強工事とあわせて修繕工事を実施する予定でしたが、河川管理者との協議の結果、設計を見直す必要が生じたため、工事の発注を延期したものです。入札不成立により実施できなかった橋梁については、平成26年度にて実施する予定です。  また、河川管理者との協議により、事業を延期したものについては、協議が整い次第、実施してまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 同じく245ページ(2)の橋りょう長寿命化修繕費ですけれども、橋りょう長寿命化修繕を3橋実施したとのことですけれども、橋梁名と修繕内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成25年度に実施した橋梁長寿命化修繕工事の橋梁名及び修繕内容は、豊田大橋の塗装の塗りかえ、平成記念橋の舗装の打ちかえ、東名高速道路をまたぐ竹之台橋の高欄補修です。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 山野辺委員。 ○委員(山野辺秋夫) 同じく245ページですけれども、7の耐震対策費、(1)橋りょう耐震対策費。  橋梁耐震補強は、平成25年度当初の計画では、豊田大橋を始め8橋でしたけれども、4橋になった理由について伺います。また、残った橋梁はどうするのか、あわせて伺います。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成25年度当初、耐震補強工事を予定していた8橋のうち、4橋については入札不調等により実施できませんでした。  具体的には、耐震補強が実施できなかった4橋のうち、3橋については入札不調・不成立によるもので、残り1橋については河川管理者との協議の結果、設計を見直す必要が生じたため、工事の発注を延期したものです。  入札不調等により実施できなかった橋梁のついては、平成26年度にて実施する予定です。また、河川管理者との協議により事業を延期したものについては、協議が整い次第、実施してまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。  小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、予算執行実績報告書245ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費でございます。  5橋りょう修繕費、(2)橋りょう長寿命化修繕費、256橋の橋梁の点検をしたということでございますが、具体的な点検方法について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 田中道路予防保全課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 橋梁の定期点検は、管理指導橋全橋を対象に5年に1回の頻度で、遠望目視による点検を基本に実施しております。ただし、第三者被害が懸念される橋梁については、近接目視による点検を実施しております。  具体的な点検方法としては、橋梁の健全性を把握するために、部位や部材ごとに損傷の種類、程度について詳細な点検を実施し、対策の必要性を判定します。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、橋梁点検の結果、ふぐあいが見られた場合は、どのような対応をしているか伺います。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 点検の結果、ふぐあいが見られた橋梁については、緊急性を伴うものを除き、国の要領に準拠した豊田市橋梁定期点検要領に基づき、損傷の規模や対策の必要性に応じて優先順位をつけ、次年度以降、長寿命化修繕工事で対応いたします。なお、損傷が緊急性を伴う場合については、早期に修繕にて対応いたします。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、同じく245ページ、8款2項2目の6道路防災対策費、(1)道路防災対策費でございます。優先度の高いのり面から実施したということでございますが、現況調査の方法について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 石原課長。 ○道路維持課長(石原知幸) 現況調査では、災害発生要因と社会的要因の二つを調査します。  災害発生要因では、現地の地形、地質、構造、表層の状況、形状、変状に関する調査を実施しております。  また、社会的要因では、緊急輸送路、孤立集落箇所、通学路、交通量の調査を実施し、この二つの要因を総合的に勘案して、各のり面の優先度を決定しております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、危険箇所に対して行った対策工事の内容について伺います。
    ○分科会長(神谷和利) 石原課長。 ○道路維持課長(石原知幸) 平成25年度に実施しました防災対策工事は、災害発生要因の調査をもとに、現地での測量と地盤強度を調べる貫入試験を実施し、のり面の保護効果、施工性、経済性、周囲との調和などを勘案して、現場に応じた工法による対策工事を実施しました。  具体的な工事の内容は、植生基材吹付工1箇所、植生マット工5箇所、モルタル吹付工4箇所、蛇かご工1箇所、ロープネット工1箇所、簡易吹付のり枠工1箇所の合わせて13箇所を施工しました。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) 253ページでございます。8款4項2目河川改良費、9矢作川河畔林整備費でございますが、地域住民との共働事業と聞いておりますが、事業の概要と平成25年度の整備内容について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 早川矢作川研究所長。 ○矢作川研究所長(早川 匡) 本事業は、矢作川上流域の荒廃した河畔林におきまして、地域住民とともに考え策定した計画に基づき、住民の手で整備や維持管理活動を行っていく事業であります。  行政は、住民活動の下地づくりとして、作業用通路の整備や危険な箇所の整備などの支援を行っております。  平成25年度の整備内容につきましては、旭地区の浅野自治区と足助地区の大河原自治区で、急斜面の竹林伐採と作業用通路の整備を行いました。  大河原自治区では、平成26年度より水辺愛護会が設立され、地域住民による整備や維持管理活動が始まっております。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 小島委員。 ○副分科会長(小島政直) それでは、浮かび上がってきた課題について伺います。 ○分科会長(神谷和利) 早川所長。 ○矢作川研究所長(早川 匡) 矢作川上流域では、現在までに大河原自治区を始め、五つの水辺愛護会が発足し、活発に河川愛護活動を行っております。しかし、新たな担い手が少なく、また、高齢化が進むことにより、近い将来、人手不足となることが予想され、この活動を持続するための対応策が課題となっております。今後は、水辺愛護会の連絡などで密接な意見交換を図り、将来にわたり活発な活動が持続できるよう対応策を考えてまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他に質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出についてお諮りします。  根本委員の豊田大橋補修費、耐震補強費についてを主旨とする発言申出を許可することにご異議はございませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ご異議なしと認め、根本委員の発言申出を許可します。  根本委員、発言席にお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、244ページ、8款2項2目道路橋りょう維持費、5橋りょう修繕費及び同じく245ページ、7の耐震対策費です。  このうちの豊田大橋の補修費と耐震補強費についてお聞きします。豊田大橋の補修費、耐震補強費については、この間、議会の中でも増額がされてきました。平成25年度の執行金額をお聞きしますけれども、①として、補修費について、平成25年度に執行された補修費と、補修費全体に対する割合をお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成25年度に執行した豊田大橋の補修費、つまり、橋梁長寿命化修繕費は1億3,700万円余となっております。豊田大橋における長寿命化修繕の全体事業費は約3億円を予定しており、進捗率は約46パーセントです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) ②として、耐震補強費ついて、これも同じく平成25年度に執行された耐震補強費と耐震補強費全体に対する割合をお聞きします。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 平成25年度に執行した豊田大橋の耐震補強費、つまり、橋梁耐震対策費は2億800万円余となっております。  豊田大橋における耐震対策の全体事業費は約14億円を予定しており、進捗率は約15パーセントです。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) ③として、この事業は補助金を受けない市の単独事業であったかどうか確認いたします。 ○分科会長(神谷和利) 田中課長。 ○道路予防保全課長(田中 統) 豊田大橋の補修工事及び耐震補強工事については、財源として防災安全社会資本整備交付金の事業採択を受けており、市単独事業ではありません。  平成25年度分については、補修工事2,000万円、耐震補強工事6,000万円、合計8,000万円を補助対象とし、補助率55パーセントで補助額4,400万円の交付を受けております。今後も国・県と調整を図りながら、積極的な財源確保に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、11款について質疑を許します。  質疑はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、継続費及び繰越明許費について質疑を許します。  伊井委員。 ○委員(伊井房夫) 実績報告書の245ページの8款2項3目道路新設改良費、翌年度繰越額、繰越明許費の中の市道新設事業、市道伊保貝津線について、1点お伺いいたします。  翌年度繰越額は、国の補正予算によるものだと認識しておりますが、特に予算額の大きい市道伊保貝津線について、事業内容とスケジュールをお伺いいたします。 ○分科会長(神谷和利) 林土木課長。 ○土木課長(林 哲夫) 翌年度繰越額のうち、市道新設事業の市道伊保貝津線につきましては、伊保町と貝津町を結ぶ延長が1,420メートル、幅員が16メートルの補助幹線道路であります。  事業の内容につきましては、国の補正予算を受け、面積3,829平方メートルの用地の買戻しと延長320メートルの道路改良工事を平成26年6月に契約し、現在、事業を進めているところであります。  事業のスケジュールにつきましては、平成23年度から工事着手をしまして、本年度工事が完了する平成27年3月に、市道の中切金山線から市道の中京大学東線の区間、約1,170メートルの間を供用開始する予定であります。  以上です。 ○分科会長(神谷和利) 他にございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、続いて、承認第4号について意見等はございませんか。  伊井委員。 ○委員(伊井房夫) 承認第4号につきまして、賛成の立場で意見を申し上げます。  先ほど上郷スマートインターチェンジの現在の状況をお聞かせいただきました。国土交通省より高速自動車道、国道への連結許可の採択を受け、詳細設計、用地調査を行い、地域住民への説明会を実施されておりますということでした。  住民の方々への意向調査も進む中で、早期の用地取得と厳しい工程とは思いますが、平成28年度末の供用開始に向けて、利用者の利便性の向上のために業務の遂行にご努力をいただきたいとお願いを申し上げ、意見といたします。 ○分科会長(神谷和利) 他に意見はございませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(神谷和利) ないようですので、以上で建設部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了しました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会産業建設分科会を閉会します。                        閉会 午後 2時00分  平成26年9月18日                         産業建設分科会長 神谷和利...